行列の作り方と、お客と最短距離で契約する方法を、
全14回のメールでお伝えします。
新聞掲載155回以上、シックハウス対策の第一人者として、日本一のマンションデベロッパー㈱大京の技術顧問も務めました。しかし、「理想のお客さん」に「適切なメッセージ」を発信できるようになって、会社も売上げも安定しました。私は、私を信頼してくれる工務店さんに成功してもらいたいのです。
2年連続赤字、年間受注棟数2棟だった工務店が、半年努力したら、新築が7棟取れるようになれました。地域密着の真面目な工務店は、500万のノウハウを購入しなくても、コルサルに頼らなくても、行列ができる工務店になることが出来るのです。
集客のことを一度も考えたことがないという工務店はいないと思います。しかし、チラシを闇雲に蒔いても効果がないどころか、資金を使い果たしてしまいます。地域密着の小さな工務店こそ、今の時代にあった効率のいい集客方法を実施すべきなのです。
出来のいいホームページとは、ズバリ言うと、資料請求や問合せが入るホームページのことです。問合せをもらうためには読んでもらわないとならないし、立ち止まってもらって、興味を持ってもらわないとならない。そのチャンスは、わずか3秒なのです。
資料請求や問合せが入っても、「その他おおぜい」の中の1社では、契約にたどり着くまでは至難の業です。最短距離で契約するためには、問合せが入った段階で好かれていることが大切です。そのためには、社長の想いや会社のこだわりなどを公開した方がいいのです。
地域密着の工務店の一番の商品は、社長自身です。その社長の魅力を伝え、ファンになってもらい、最短距離で契約するためには、「理念型のホームページ」を作ることが一番効果的です。私は、何人もの成功パターンを応援してきましたので、自信があるのです。
現場に行って、汗をかいていると仕事をした気になります。しかし、社長の仕事はお客さんに自社を知ってもらい、好きになってもらい、契約を頂くことです。契約が取れて仕事が潤沢にあれば、会社で起こる問題の80%は解決するのです。まず契約を取りましょう。
ホームページは、いわば「お店」です。立派なお店が出来たら、お店にお客様を呼ばないとなりません。アクセスとは、ホームページを見てもらうことですが、有料、無料を駆使し、沢山の人にホームページを見らうべきです。PPC広告も効果的に活用すべきです。
ホームページを見てもらって、資料請求や問合せをしてもらうと言っても、「欲しい資料」「問合せしたい内容」がないと、お客様は行動を起こしてくれません。お客様にとっての魅力的なオファー(無料プレゼント)を用意しましょう。そして、行動を促しましょう。
プランを作って、概算見積もりを出してという手順は、間違っていると知っている人は多くありません。あなたの会社の「営業ステップ」は、どのようになっていますか? 問合せが入ったら、どういう手順で契約まで辿り着くことになっていますか? 効率のいい方法を確立しましょう。
家づくりにかけられる予算も聞かずに、「夢ばかり」引き出すと、あとで「夢を削る」作業が待っています。予算を聞き出し、予算内の提案をし、感謝され、喜ばれる手順で打合せを進めてはどうでしょうか? 手順をほんの少し変えるだけで、実現できるのです。
ファイナンシャルプランとは、「総額いくらまで」の家づくりが可能なのかを算出することです。年収から算出した「借りられる額」ではなく、返済可能額から算出する借入れ可能金額なので、失敗しない家づくりが可能となるのです。提案方法を変えましょう。
プル型営業とは「お願いします。私の家を建ててください」と言ってもらえる流れで契約することです。そして、プッシュ型とは、「私に任せてください。絶対にいい家にしてみせます」と、言い切ってあげるイメージです。両方できるようになった方が有利です。
私は散々苦労して、小さな会社の成功法則を確立しました。そしてそのやり方を、沢山の工務店に教え、次々と成功者が誕生しています。次は、あなたにヒーローになって頂きたいのです。家族のため、社員のため、職人さんのために頑張ってください。