工務店経営・集客支援ブログ「Hero’s」(ヒーローズ)を運営している
アイムヒーロー㈱、工務店社長をヒーローにする愚直メンターの後藤坂です。
私も、創業まもない頃は、「どんな仕事でも」取ろうとしていましたが、
上手く行っていない工務店などは、
「どんなことでもご相談ください」とやっている。
しかし、「どんなことでも出来る」と言われると、
「専門はなんなんだろう?」「得意分野は?」と、聞きたくなる。
大手ならいざ知らず、小さな会社で「なんでも出来ます」と言われると、
「仕事がないのかな?」「どんな仕事でも取ろうとしているのかな?」などと、
「痛い」気持ちになってしまう。
確かに、「どんな話」が来ても、仲間のネットワークを使えば、
「請負う」ことが出来るかもしれない。
事実、私の会社も、横浜に会社があった創業期は、
特定建設業を取り、不動産業を取り、設計事務所登録をし、
ビル建築だろうが、不動産仲介だろうが、戸建住宅だろうが、
「仕事」になる仕事なら何でも取ろうとしていました。
間違ったブランディグをしていたのです。
それは、ちょうど、大手マンションデロッパーとの
顧問契約が終了したあとの事業展開に迷走していて、
「なんでも」取ろうとしていた時期だったからです。
しかし所詮は、従業員数名の小さな会社では、
「なんでも出来ます」といった看板を掲げても
信用されないし、仕事はこない。
でも、「なんでも出来ます」という看板を、
なかなか下ろす決断はできないものです。
アトピッコハウスは、今、18期を迎えています。
リフォーム会社からスタートし、
建材の企画・製造・販売を手掛け始め、㈱大京の技術顧問を経験し、
その後、新築事業を展開し、今は、建材の製造販売1本に絞ってきました。
工事の請負いは止めました。
不動産業も、設計事務所登録も抹消し、内装材の製造販売に絞ったのです。
「なんでも出来ます」という看板は、完全に降ろしまたね!
うちは、「自然素材の内装材専門メーカー」です。
そして、商品と企業理念の確かさでは、ナンバー1のポジションを取ろうとしています。
これしかありませんが、これに関しては、ナンバー1です。
こんなハッキリした会社を目指しているわけです。
「なんでも出来ます」という看板を降ろすと、
自分の得意なこと、本当にやりたいことが明確になると思います。
私は、リフォーム、新築も手掛けましたが、
内装材の製造販売というメーカーポジションが一番しっくりきます。
楽しい~のです。
そして、工務店のサポートも楽しい。
好きなこと、楽しいこと、得意なことで、社会に貢献し、売上げも上げたいですよね!
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